【滑りやすい床を安全に!高頻度通行エリアで防滑洗浄を実施】

1日あたり数千人が通行する大型施設の共用通路にて、防滑洗浄作業を実施しました。
「防滑(ぼうかつ)」とは、滑りやすくなった床面を、安全に歩行できるよう滑りにくく仕上げる処理のことです。

一般的には滑り止めシートやテープが用いられることもありますが、それらは経年劣化により端がめくれたり、汚れが付着して美観を損なうケースが多く見られます。また、張り替えの手間やコストも継続的にかかってしまいます。

今回の作業では、専用の防滑洗浄剤を使用し、床材に適した方法で表面を処理しました。
洗浄工程は以下の通りです:

  1. 既存の汚れや残留物の除去
  2. 専用洗浄剤を用いた薬剤洗浄
  3. 中和・リンス処理による安全仕上げ
  4. 乾燥後、滑り抵抗値(C.S.R.)を確認

この方法により、床面の美観を維持しつつ、目に見えない微細な凹凸を作り出して滑りにくく仕上げることが可能です。外見はほぼ変わらず、足元の安全性が確保されるのが特長です。

特に雨天時に滑りやすくなる石材・タイル床や、マンションの共用廊下、駅・商業施設、温泉施設などの高頻度通行エリアでは、転倒事故を未然に防ぐ有効な対策として注目されています。

床が滑ることでお困りの企業様・管理会社様、安全対策と美観の両立をお考えでしたら、ぜひ一度ご相談ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です