トイレの“リセット洗浄+親水コーティング”施工

千代田区・オフィスビル 事例

長年の使用で蓄積した尿石・水垢・黒ずみを、まずは徹底的にリセット。
衛生陶器の表面を、適切な薬剤と微粒子研磨でやさしく整え、釉薬を傷つけずにツルツルの素地を取り戻しました。


施工ポイント

1. リセット洗浄(下地づくり)

  • 付着物の種類を見極め、薬剤の種類・濃度・作用時間を個別に調整
  • 研磨は超微粒で、曲面・縁裏・水流ラインまで丁寧に
  • 仕上げは中和→十分なすすぎ→完全乾燥で再付着を防止

2. 親水コーティング(仕上げ)

  • 今回は**撥水ではなく“親水”**を採用
  • 水が玉になって弾くのではなく、面で広がって流れ落ちる仕組み
  • 流れる水の力で汚れを自動的に洗い流しやすくし、水垢の残留を抑制
  • 触感はサラッと、見た目は均一な光沢
長年の汚れの蓄積により変色しています。
衛生陶器の色がきれいに元に戻りツルツルでピカピカになりました。

導入メリット

  • 日々の清掃でこすり洗いの負担を軽減
  • 輪ジミ・白い水垢がつきにくく、美観が長持ち
  • ニオイの原因となる目に見えないざらつきを抑え、衛生度アップ
  • 来訪者にも伝わる**“清潔感の質”**を底上げ

メンテナンス運用(おすすめ)

  • 日常:中性~弱アルカリ洗剤でやわらかいパッド洗浄
  • 月次:縁裏・排水口まわりのポイント洗浄
  • 半年~1年:点検・再コート(使用頻度に応じて)

きれいを長持ちさせるコツは、「下地を正しく整える → 親水で汚れを“滞留させない” → 穏やかな日常清掃」のサイクルです。


まとめ

トイレは建物の印象を決める“顔”。
リセット洗浄+親水コーティングで、清潔感とメンテナンス性を同時に向上できます。
「美観を長期的に維持したい」「長年の汚れを一度リセットしたい」「日常清掃をラクにしたい」—そんなお悩みは、ぜひご相談ください。