新宿区|オフィスビル共用部の年1回洗浄

“毎年剥離”を卒業。原因を正し、ラクに・キレイに・低コストへ

改善の背景

  • 対象:新宿区のオフィスビル共用部(トイレ・給湯室 ほか)
  • 年1回のワックス洗浄を実施してきたものの、
    実際は「毎年汚れがひどく、毎回剥離が必要」「作業時間の確保が大変」と作業が大変になっていました。

実は“汚れる原因”がありました

日常清掃で不要な洗剤を使い、誤った洗い方を続けていたため、
「洗っているつもりが、実は汚れを床に塗り広げていた」状態に。
結果、ワックスが変色・くすみを起こし、毎年の剥離ループに陥っていました。

清掃員さんは一生懸命。方法が違うだけで、結果が大きく変わります。

取り組んだこと(昨年度~)

元請様にご協力いただき、日常清掃の手順を是正しました。

  • 洗剤を使用しないで適切な場所で使用する
  • モップは水替え頻度アップ、常にきれいなモップで

今年の年次作業(結果)

今年は、床の状態が良好だったため、ほとんどが光沢復元洗浄で完了。

  • 作業時間:大幅短縮(例年より2時間ほど早く終わった)
  • 従業員負担:軽減(例年より人工が3名削減)
  • コスト:削減(剥離資材・廃液処理が不要)
  • 美観:ムラのない均一な明度を回復し、足元の清潔感が向上

写真で違いを確認

不適切な方法で日常清掃をおこなっていた床

適切な方法で管理していた床

再発させない3つのポイント

  1. 使う所にだけ洗剤(“まず水、必要あれば洗剤”が原則)
  2. リンス作業を徹底(洗剤を残さない=再汚染を防ぐ)
  3. 道具管理(モップは用途分け/汚水はこまめに交換)

施工データ

  • 所在地:新宿区
  • 範囲:共用部(トイレ・給湯室ほか)
  • 内容:年1回 洗浄+保護仕上げ(剥離なし
  • 人員・時間:8名・約6.5h(昨年比▲30%)

「毎年剥離が当たり前」から卒業しませんか?
日常清掃のちょっとした見直しで、美観は続き、コストも下がります。