【温泉浴場のウロコ汚れ除去】
修繕工事に合わせたハードな清掃作業を実施しました
修繕工事中の浴場で特別清掃を実施
今回は、温泉浴場の修繕工事に合わせて、ガラス、鏡にこびりついた“ウロコ汚れ”の除去作業を行いました。
普段は利用者の多い施設ですが、修繕工事で営業を一時停止しているタイミングにあわせて、集中清掃を実施。
通常営業中では難しい作業も、今回はじっくりと時間をかけて行うことができました。
ウロコ汚れとは? その正体と厄介さ
「ウロコ汚れ」とは、浴室や浴場など水気の多い場所に発生する水垢・石灰分・金属成分が固着した白い汚れのことです。
とくに温泉成分が豊富な施設では、これが非常に硬く、通常の洗剤やブラシではびくともしない厄介な汚れに変化します。
今回の現場でも、ガラスや蛇口周り、ステンレス製の手すりなど、いたる所にウロコ汚れが蓄積。
長年の使用によるものと推察され、かなりの手強さでした。
とにかく「磨く」しかない——根気と技術の勝負
ウロコ除去の基本は、根気よく磨き続けること。
今回は専用の研磨パッドで地道に対応。素材を傷めないよう慎重に力加減を調整しながら、ひたすら磨いて磨いて磨きまくるという作業を繰り返しました。
清掃のタイミングも品質に直結します
今回のように施設が使われていないタイミングでの清掃は、質の高い作業を行う絶好の機会です。
浴場や温泉施設では、営業中の清掃では限界がある汚れが蓄積していきます。
修繕や休館のタイミングで、通常よりも踏み込んだ清掃を検討されることをおすすめします。
まとめ:見違えるような美観回復を実現
時間と手間はかかりましたが、ウロコ汚れを除去した後の仕上がりは、まるで新品のよう。
長年の汚れによりくすんでいたガラスですが外の景色も眺められる様になり、お客様にも大変ご満足いただけました。
今後も私たちは、施設ごとの特性に合わせた丁寧な清掃で、「美観の回復」と「安心できる空間づくり」に貢献してまいります。



