【新宿区・専門学校】竣工から始める計画的な清掃|ワックスレスで維持費2〜3割削減

まずは結論から ─ この記事でお伝えしたいこと

清掃とは、「汚れたから綺麗にする」ものではなく、「綺麗な状態を清潔に保つ」ものだと、私たちは考えています。

新車を買えば、こまめに洗車しますよね。建物も同じです。人が入らなくても埃は積もり、人が出入りすればそれだけで汚れます。だからこそ、建物は竣工したその日から、計画的に清掃していくことが大切です。それは美観のためだけでなく、そこで過ごす人の健康を守り、建材そのものを長持ちさせることにもつながります。

今回ご紹介するのは、新宿区の専門学校の事例です。開校から1年間は日常清掃のみで、今回が初めての定期清掃でした。洗浄してみて分かったこと、そして施工を通じてお伝えしたい提案を、3つのポイントにまとめます。

  • 1年分の蓄積で、目立ちにくい床材でも回収水は真っ黒、ガラスは全体的に曇り。日常清掃だけでは追いつかない汚れが、確かに溜まっていました。
  • 竣工時に施工された**プロテクションコートを活かし、ワックスを塗らず「洗浄のみ」**で仕上げ。従来の樹脂ワックス管理に比べ、ランニングコストを2〜3割削減できます。
  • 吹き抜けの高所ガラスは**純水(ピュアウォーター)**を使い、足場を組まず安全・キレイに仕上げました。

「日常清掃は入れているけれど、そろそろ気になってきた」という施設のご担当者に、ぜひ読んでいただきたい内容です。


ご相談の背景 ─ 「定期清掃は1年経ってから」からのスタート

今回の物件は、新宿区にある専門学校です。開校からちょうど1年。オープン当初は「まだ新しいので、定期清掃は1年ほど経ってからで十分だろう」というご判断で、それまでは日常清掃のみで管理されていました。

これは、とてもよくあるお考えです。新築・新装の建物は、最初のうちは日常清掃だけでも十分キレイに見えます。

ただ、私たちが今回、実際に洗浄して回収した水の黒さを目にすると、**「新しいからこそ、計画的に清潔を保つ意味がある」**と改めて感じます。今回は、ガラスを中心に「全体がくすんできた」「透明感がなくなってきた」と汚れが気になり始めたことをきっかけに、年2回の定期清掃を導入いただく運びとなりました。

フロアタイルが敷かれた床を、作業員が汚水回収機を使って洗浄している様子。

なぜ、竣工したその日から清掃すべきなのか

ここで、私たちがもっとも大切にしている考え方をお伝えします。

清掃の本質は「汚れを落とす」ことではなく、「清潔を保ち続ける」ことにあります。

新車を購入したら、汚れが目立つ前からこまめに洗車しますよね。ボディを守り、良い状態を長く保つためです。建物もまったく同じだと、私たちは考えています。

人が入らなくても、埃は積もります。 空気中の塵は、誰もいない部屋にも静かに降り積もります。そして、人が出入りすれば、それだけで必ず汚れます。 靴の裏の土砂、手の脂、呼気や飲食にともなう汚れ。専門学校のように多くの人が行き交う施設なら、なおさらです。

「汚れてから綺麗にする」を繰り返していると、汚れは少しずつ蓄積し、落としきれない段階まで進んでしまいます。すると、より強い薬剤や大がかりな作業が必要になり、かえってコストも建材への負担も大きくなります。

一方で、竣工時から計画的に清掃を続ければ、汚れが固着する前にリセットでき、建材本来の状態を長く保てます。これは3つの意味で大切です。

  • 美観:常に「きれいな状態」が保たれ、施設の印象・資産価値を守ります。
  • 健康:埃やカビ、雑菌の蓄積を防ぎ、利用者が快適・安全に過ごせる環境をつくります。
  • 建材保護:床材やガラス、コーティングを傷めず、長持ちさせます。結果的に、長期的な修繕・張替えコストの抑制にもつながります。

「新しいから、まだ大丈夫」ではなく、「新しいうちから、きれいを保つ」。これが、建物と、そこで過ごす人を大切にする清掃だと考えています。


現場の状態 ─ 洗ってみて初めてわかる「1年分の汚れ」

日常清掃だけで1年間過ごした現場は、洗浄してみると汚れの蓄積がはっきりと現れました。

床:汚れが目立ちにくい床材ほど、油断できない 今回の床は、もともと汚れが目立ちにくいデザインです。ところが、いざ洗浄機をかけてみると、回収した水は真っ黒でした。「目立たない」ことと「汚れていない」ことは、まったくの別物です。

ガラス:全体的に曇り、手アカも多数 エントランスや窓のガラスは、全体的に薄っすらと曇り、透明感が失われていました。加えて、人がよく触れる箇所には手の脂(皮脂)の跡が多数。人の出入りが多い施設では、ガラスの汚れは特に早く進みます。

外周・外階段:土砂が堆積して黒ずみ 建物の外周や外階段は、雨風で運ばれた土砂が堆積し、黒ずんだ状態でした。日常清掃ではなかなか手が回らない、定期清掃の出番となる箇所です。

夜間、専門学校エントランスの吹き抜けガラスを、作業員が伸縮ポールの先の洗浄ツールで清掃している様子。ガラス面に水が流れている。

プロの施工 ─ 場所ごとに最適な洗浄方法を選ぶ

今回、床・ガラス・建具・外周・カーペットと、部位ごとに異なる作業を行いました。それぞれに「なぜその方法なのか」という判断があります。

床:洗浄のみ。ワックスは塗りません ここが今回の大きなポイントです。この床には、竣工時にリンレイのプロテクションコートが施工済みでした。そのため、従来のように樹脂ワックスを塗り重ねる必要がありません。私たちが行ったのは洗浄のみ。さらに、洗剤分が床に残留しないよう、すすぎまで丁寧に行い、コート本来の性能を損なわないよう仕上げました。

エントランスの吹き抜けガラス:純水で安全に 高所となる吹き抜けのガラスには、**ピュアウォーター(純水)**を使用しました。純水は乾いても跡が残らないため、高所でも拭き上げ作業が不要になり、安全性と仕上がりの両立ができます。

その他の部位 ガラスは内外面を洗浄、建具は除塵、外周は高圧洗浄、カーペットはセミドライ洗浄と、それぞれの素材と汚れに合った方法で対応しました。

高所の梁や照明器具まわりのホコリを、作業員が青いマイクロファイバー製の伸縮ダスターで除塵している様子
外階段の踏み板。
高圧洗浄によって堆積した土砂汚れが除去され、本来の色味が戻った状態。

ビフォーアフター ─ くすみが消え、透明感と清潔感が戻る

洗浄後、床は落ち着いた本来の風合いを取り戻し、ガラスは曇りが消えて向こう側がすっきりと見通せるようになりました。トイレの床も、水を残さず仕上げることで清潔感が際立ちます。

清掃中の女子トイレ。石目調のフロアタイルが汚水で真っ黒
清掃後の女子トイレ。石目調のフロアタイルが明るく清潔に仕上がり、洗剤残りのない状態
清掃後の吹き抜けエントランスのガラス。曇りが取れて透明感が戻り、建物内部がクリアに見通せる状態。

プロの提案 ─ ワックスレス管理という選択肢

今回の現場から、施設をお持ちのご担当者にお伝えしたい提案があります。それは、「ワックスを塗る管理」から「コーティングを活かして洗うだけの管理」への切り替えです。

竣工時にプロテクションコートのような高耐久コーティングが施工されていれば、定期清掃のたびにワックスを塗り直す必要がありません。作業が「洗浄+ワックス」から「洗浄のみ」に変わることで、ランニングコストは20〜30%削減できます。 従来の樹脂ワックスに比べ、耐久性も確実に高くなります。

ただし、正直にお伝えすべき点もあります。コーティングは万能ではなく、机や椅子のキャスターによる深い傷はついてしまいます。 これを防ぐには、清掃業者側の技術だけでなく、利用者側の工夫も欠かせません。例えば「キャスターのロックをかけたまま椅子を引きずらない」といった、日々のちょっとした配慮です。

清掃会社と利用者が、それぞれできることを持ち寄る。そして竣工時から計画的に手を入れる。それが、きれいと省コストを長く両立させるいちばんの近道だと考えています。


よくあるご質問(Q&A)

Q. 開校(新築)したばかりの建物にも、定期清掃は必要ですか? 
A. 必要です。新しい建物は日常清掃だけでもキレイに見えますが、汚れは目に見えないところで蓄積します。人がいなくても埃は積もり、人が出入りすれば必ず汚れます。今回の専門学校も、1年後に洗浄したところ、床の回収水は真っ黒でした。汚れてから綺麗にするのではなく、竣工時から計画的に清潔を保つことをおすすめします。

Q. なぜ竣工時から清掃したほうがよいのですか? 
A. 汚れが固着する前にリセットできるため、建材を傷めず、より少ない手間で美観を保てるからです。美観だけでなく、埃やカビの蓄積を防いで利用者の健康を守り、床材やコーティングを長持ちさせる効果もあります。結果的に、長期的な維持・修繕コストの抑制にもつながります。

Q. プロテクションコート施工の床は、ワックスを塗らなくていいのですか? 
A. はい。プロテクションコートなどの高耐久コーティングが施工されていれば、ワックスの塗布は不要で、洗浄のみで美観を維持できます。リコート必要な場合はリコート剤を塗布します。作業が減る分、ランニングコストを2〜3割抑えられ、耐久性も従来の樹脂ワックスより高くなります。

Q. 定期清掃はどれくらいの頻度で入れるべきですか? 
A. 施設の用途や人の出入りの多さによりますが、専門学校のように利用者が多い施設では、年4回程度が一つの目安です。

Q. 高いところにあるガラスも清掃できますか?
 A. 対応できます。今回のような吹き抜けの高所ガラスは、純水(ピュアウォーター)と伸縮ポールを使い、足場を組まずに安全・キレイに仕上げます。


まとめ ─ 「新しいうちから、きれいを保つ」を一緒に

日常清掃をきちんと入れていても、1年という時間は確実に汚れを蓄積させます。新車を買ったら洗車をするように、建物も竣工したその日から、計画的に清潔を保っていくことが、資産と健康を守ることにつながります。

有限会社クリマックスは、ただ汚れを落とすだけでなく、建物の床材やコーティングの状態を見極め、いちばんコストのかからない管理方法をご提案します。竣工時からの清掃計画づくりも、ワックスレス管理への切り替えによるコスト削減も、お気軽にご相談ください。

床洗浄・ガラス清掃・高所作業・外周高圧洗浄まで、まとめてお任せいただけます。

現地調査・お見積りは無料です。お気軽にお問い合わせください。


有限会社クリマックス 東京都台東区・浅草を拠点に、東京23区/埼玉/千葉/神奈川で対応 対応業務:ビル・マンションの定期清掃/日常清掃/床洗浄・ワックス/ガラス清掃/高所作業/外周高圧洗浄/カーペット洗浄/石材研磨・コーティング/防滑施工

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